Node-VOICEVOX-Engine
本ライブラリについて
本ライブラリはヒホ氏によって制作・公開されている、 VOICEVOX Engineの非公式Node.js版、兼 VOICEVOX Coreのラッパーライブラリです。
使用にあたって
本ライブラリの使用にあたっては、利用者自身がVOICEVOX Core公開のサイトより、 VOICEVOX Coreライブラリをダウンロードし、そのライブラリのパスを指定しなければなりません。 加えてLibtorchやCUDAなどのインストールも必要です。 本ライブラリのみで完結はしませんのでご注意ください。 なお、CPU版を利用する場合はCUDA/CUDNNは必要ありません。
なお、製品版VOICEVOXのcore.dll
/libcore.so
を指定することで、複雑なインストール処理を省略することも可能です。 この場合、環境変数のPath
(Windowsの場合)に製品版VOICEVOXのディレクトリを追加しておく必要があります。
ドキュメント
準備中(現状はコード内に含まれるJSDocをご利用ください)
音声合成エンジンとしての利用
本ライブラリはVOICEVOXの音声合成エンジンとして利用可能です。 api.ts
内のcore.dll
となっている部分をフルパスに変更し、以下のようなコマンドをご利用ください。 なお、音声ライブラリファイル群がcore.dll
/libcore.so
と同じディレクトリ階層にある前提です。
# ビルドと依存関係・OpenJTalk辞書のダウンロード
# npm なら npm install
yarn inatall
# 実行する、npm なら npm start
# libtorchの存在する場所によってパスを適切に変更してください
LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH:/libtorch/lib/" yarn start
ライブラリとしての使用例
exampleをご覧ください。 なお、実行する際はexample.ts
内のcore.dll
となっている部分をフルパスに変更し、以下のようなコマンドをご利用ください。 なお、音声ライブラリファイル群がcore.dll
/libcore.so
と同じディレクトリ階層にある前提です。
# ビルドと依存関係・OpenJTalk辞書のダウンロード
# npm なら npm install
yarn inatall
# 実行する、npm なら npm run example
# libtorchの存在する場所によってパスを適切に変更してください
LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH:/libtorch/lib/" yarn example
ライセンス
本ライブラリは、本家VOICEVOX Engineのライセンスを継承し、 LGPL-3.0でライセンスされています。